手抜き除草

手抜き屋の除草の特徴は、手で抜く草むしり・機械による草刈りが主であることです。

除草剤を用いた化学的除草や、防草シート等で地面を覆う、いわゆるマルチングによる発芽の抑制も必要に応じて行いますが、基本的には雑草のみを手作業でひたすら物理的に取り除きます。

また植木や植栽の剪定も行いませんが、不要な蔦や通行困難な枝葉などは出来る限り対応させて頂きます。作業内容については、お見積・作業立ち合い時にご相談ください。

<手抜き屋のメリット>

  • 根から取り除くことで、長期間雑草の発生を抑えられる
  • 除草剤を使わず、必要な植物や土壌へのダメージがない
  • 手動の他、基本的に電動草刈り機を用いて作業する為、静か

<手抜き屋のデメリット>

  • 広大な土地の作業には時間がかかる

対応範囲、料金

現在、八王子市を中心とした東京都西部が主になっています。

除草の基本料金:1人日¥16,000(税込)~

  • 作業環境、ゴミや刈草の量により、料金が上下に変動する場合があります。
  • 見積は無料ですが、八王子市から30km圏外の場合は出張料金(ガソリン代など)を頂きます。

実績としては個人からの直接請負、都市農住事業(株)ほか不動産屋から委託された作業応援、埼玉県内ファミレスの植栽周り清掃の作業応援があります(2022年9月現在)。畑、住宅、店舗問わず、人が入れる場所であればどこでも伺います。

作業実績
作業実績 2022年9月現在              

なぜ手抜きか

成田 生

手抜き屋 成田 生

 私は手でひたすら雑草を除く作業が嫌ではなく、むしろ好きです。なんなら「一面に生えたドクダミを毎日手で抜き続ける」ような、不条理文学みたいな作業が理想です。下草の除草専門で看板を掲げたのは、元々は便利屋を始めて1年経った頃、便利屋の師である「こまむらさん」から「手作業の除草が苦でないなら、下草の雑草専門でやってみては」と言われたのがきっかけです。これまで色々やってきた中で最も自分に合っていると思った理由は2つあります。

1.私は髭を抜きます。

髭が生え始めた頃から1本ずつ抜き続けており、剃ったのは10回くらいしかありません。イギリス出身の元新聞記者・マルコム・グラッドウェルが広めた「1万時間の法則」という俗説がありますが、何かを極めるのに1万時間必要というその理論を仮に本当とするなら、私は髭抜きを極めていることになります。量より質が重要とか、才能や資質の影響も大きいという意見もありますし、そもそも髭を抜くことに質も才能もないとも思われます。ただ「終わりのないことに対し、完成を諦めながらも少しずつやり続けることができる」というのは私の資質の一つなのでしょう。単につるつるが好きなのと、根っこから抜く快感があるだけですが。「だったら脱毛を仕事にしろよ」というツッコミも入りそうですが、除草をしている時は肌が大地に、髭が雑草にイメージが重なって大らかな気持ちになれたのでした。ちなみに30代の頃は訳あって日常的に女装をしており、同じ発音であることも気に入りました。

2.除草が全く苦ではない。

人間には生物としての自分と、社会で役割を担う自分がありますが、誰もが自分の意思で生まれてきた訳ではない以上、死ぬまでの時間をどう使うかはその人の裁量で決められるべきだと思っています。もちろん意図的に他者を害したり生存を脅かしたりするのはいけないですが、生物としての幸福の追求は、権力により阻害されたり諦めさせられるべきではありません。私は他者と衝突する際には勝ち負けや多数決で決めるのではなく、自分と異なる当事者のことを知り、全員が納得できるまで暫定的な答を更新し続けるのが理想だと考えます。何の話をしているのかというと、そうなってはいない社会に自然な自分を合わせるのがかつては苦痛でしかなく、かといって社会そのものをどうこうする気も起きない、社会的な志が持てない人間だったということです。映像編集、出会い系サイトの運営、舞台の裏方などしてきましたが、何でもよかったのであり、便利屋という「自分の出来ることで他者の不足を埋める実感」を得られる仕事に出会って、ようやく社会的な自分の在り方を定められました。他者が出来ない/不得手/苦痛を感じるがしなければならないことの内、自分が出来る/得意/苦痛を感じないことをしていけばよいのです。これは山下陽光さんの『バイトやめる学校』にも書いてあることですが、山下さんと高円寺で会ってからずっと自分の「嫌じゃないこと」を探していましたが、手抜き除草はその最たるものだと思った次第です。

 看板に「手抜き」屋と付けたのは、ご同業や職人で溢れる業界の中でインパクトがあるかな、と思っただけですが、除草だけでなく私を信頼して困りごとを開示してくれた依頼者さまが、納得できるまで手を抜くことなく作業させて頂きます。

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